東京大賞典4連覇を含む交流G1を5勝したオメガパフューム(牡7 栗東・安田翔)が現役を引退すると12月7日に発表となりました。来春からは北海道新ひだか町のレックススタッドで種牡馬入りします。
昨年は、「東京大賞典で引退」と発表され4連覇で引退の花道を飾ったと思いきや、まさかの”引退撤回”で競馬ファンを驚かせたのは記憶に新しい。
そして、今年は”東京大賞典5連覇”で、今度こそ引退と思いきや、東京大賞典には出走せずに引退となりました。
安田翔伍調教師のコメント
「東京大賞典(29日・大井)を目指していましたが、年齢を重ね、レースでの疲労の回復に時間を要するようになり、自信を持って送り出せないことは、これまで頑張ってくれた馬にも失礼なことと、レースにも失礼なことを考慮して、関係者協議の結果、引退して種牡馬になることが決まりました。厩舎開業から今まで大きなけがをすることなく、競走馬を全うしてくれたことを感謝します。産駒の活躍を期待します」
引用:netkeiba
東京大賞典に満足いく調整ができなかったようですね。東京大賞典で「年末はオメガパフュームを買う」が定番だっただけに残念ですが、新しい馬生の活躍を祈っています。
オメガパフュームの戦績
- 通算:26戦11勝[11-7-4-4]
- 獲得賞金:2憶1,082万円(中央)/5億4,125万円(地方)
- 主な勝ち鞍:東京大賞典(2018・2019・2020・2021)、帝王賞(2019)
父スウェプトオーヴァーボード・母オメガフレグランス(母父ゴールドアリュール)の血統。
中央・地方合わせて約7.5億円もの獲得賞金は本当に立派。特に東京大賞典4連覇が素晴らしすぎる。